美味礼讃

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最近時々思うことに

おもてなし

とはなんであろうか、と

かの美食家
ブリア•サヴァラン氏の名言にして私の座右の銘

「誰かを食事に招く ということは
 その人が自分の家にいる間中
 その幸福を引き受ける ということである」

料理上手な人は
人の気持ちを推し量ることに長けている
と聞いたことがある

でも
それってあくまでも料理人の尺度

相手が何を求めているか

その人の幸福を引き受ける

、、なんてそんな大層なこと
さすがサヴァラン氏、、、

しかし
私も一歩でも近づきたい(大それたことを💦)!

実母が手術、入院し
家事全般何もできない父が心配で先週末
岡山に帰省

父からあらぬ言葉を浴びせられ
意気消沈

人を想う

とは???

などと考えながら
1日半、作り置き料理を作りまくって
食事時には食器棚の器にあれこれ料理を盛り付けているうちに
なんだかエネルギーが満ち満ちてくる✨

台所の神さまはここにも いる✨

いつもそう

どんな時も
料理をすると幸せな気持ちでいっぱいになる

そして
私流、、

辛口もすぎる父も巻き込んで
いつの間にか談笑

一品いっぴん口にしながら
思い出話や
料理や季節にまつわる歌人のうたなどが
父の口から止めどなく出てくるでてくる

豊かな時間

憎まれ口叩かれつつ
二日の間に「美味い」もいくつももらって
小田原へ

同じ食卓につく
ということは
料理をする側はもちろん
ふるまわれる側も
そこに行き着くまでのプロセスを
想像することまで楽しめると
もっと豊かなことになるのかもしれない

美味礼讃

世の中に
当たり前なことなどなにもない

今夜も無事、家族が帰宅してくれることを願い
腕を振るおう

今日は立春
春よ来い恋♡